原文
展轉 戀者死友 灼然 色庭不出 朝容皃之花
作者
不明
よみ
臥(こ)いまろび、恋ひは死ぬとも、いちしろく、色には出(い)でじ、朝顔(あさがほ)の花
意味
ころげまわって恋焦がれて死のうとも、はっきりとは顔色には出しません、朝顔の花のようには。
・歌に詠まれている「朝顔(あさがほ)」は、私たちが良く知っているあのヒルガオ科のあさがおとは違います。
- rough meaning: Even if I fall deeply in love and die, I won't express my love clearly on my face, like Asagao.
補足
・「花に寄す」と題された歌の一つです。