原文
黄葉之 過不勝兒乎 人妻跡 見乍哉将有 戀敷物乎
作者
不明
よみ
黄葉(もみちば)の、過ぎかてぬ子を、人妻(ひとづま)と、見つつやあらむ、恋(こほ)しきものを

意味
忘れがたいあの人のことを、人妻として見ていかなくてはならないのでしょうか。恋しく想っているのに。
補足
「黄葉(もみちば)の」は、「過ぎ(過ぐ)」を導く枕詞(まくらことば)です。
黄葉之 過不勝兒乎 人妻跡 見乍哉将有 戀敷物乎
不明
黄葉(もみちば)の、過ぎかてぬ子を、人妻(ひとづま)と、見つつやあらむ、恋(こほ)しきものを
忘れがたいあの人のことを、人妻として見ていかなくてはならないのでしょうか。恋しく想っているのに。
「黄葉(もみちば)の」は、「過ぎ(過ぐ)」を導く枕詞(まくらことば)です。