甚多毛 不零雪故 言多毛 天三空者 陰相管
不明
はなはだも、降らぬ雪ゆゑ、こちたくも、天(あま)つみ空は、雲らひにつつ
たいして雪は降ってもいないのに、ずいぶんと(おおげさに)空は雲が広がっています。
雪を詠んではいますが、噂話がうっとうしい、ということかもしれません。