第十巻 : 梅の花まづ咲く枝を手折りてば
2002年12月29日(日)更新
原文: 梅花 先開枝乎 手折而者 ■常名付而 与副手六香聞
作者: 不明
よみ: 梅の花、まづ咲(さ)く枝(えだ)を、手折(たを)りてば、つとと名付(なづ)けて、よそへてむかも
意味: 梅の花の最初に咲いた枝(えだ)を折ったら、「贈り物にするそうだ」と誰かがうわさするかもしれないですね。
「つと」は「贈り物」のことです。
第十巻