天霧相 零来雪之 消友 於君合常 流經度
不明
天霧(あまぎ)らひ、降りくる雪(ゆき)の、消(け)なめども、君に逢はむと、ながらへわたる
空が曇って降ってくる雪(ゆき)のように、今にも消えてしまいそうな私ですが、あなたに逢いたいと思って、まだ生きています。
冬の相聞歌(そうもんか)のひとつです。