原文
吾屋戸尓 韓藍<種>生之 雖干 不懲而亦毛 将蒔登曽念
作者
よみ
我がやどに、韓藍(からあい)蒔(ま)き生(お)ほし、枯れぬれど、懲(こ)りずてまたも、蒔(ま)かむとぞ思ふ
意味
私の家の庭に、韓藍(からあい)の種をまいて育てて、枯れてしまったけれど、懲りずにまた、種をまこうと思う。
・かつて住んでいた女性のことを韓藍(からあい)にたとえて詠んだ歌とも考えられています。
- rough meaning: I sown and raised Karaai in the garden of my house, but it died. But I will sow the seeds again without discipline.