第三巻 : 陸奥の真野の草原遠けども

平成11年11月28日(日)更新


原文: 陸奥之 真野乃草原 雖遠 面影為而 所見云物乎

作者: 笠郎女

よみ: 陸奥(みちのく)の、真野(まの)の草原(かやはら)、遠けども、面影(おもかげ)にして、見ゆといふものを

意味: みちのくの真野の萱原(かやはら)は遠くたって、心に思えば面影(おもかげ)に見えるっていうのに。。。。どうして近くのあなたさまを見る事ができないの?

「真野(まの)」は、現在の福島県相馬郡鹿島町ということです。昭和29年まではその地に、上真野村・真野村があったそうです。

撮影(1997) by きょう

第三巻