第十二巻 : 海石榴市の八十の街に立ち平し

2010年01月03日(日)更新


原文: 海石榴市之 八十衢尓 立平之 結紐乎 解巻惜毛

作者: 柿本朝臣人麻呂歌集より

よみ: 海石榴市(つばいち)の、八十(やそ)の街(ちまた)に立ち平(なら)し、結びし紐(ひも)を、解(と)かまく惜(を)しも

意味: 海石榴市(つばいち)のいくつもの分かれ道で地をならして踊って、結び合った紐を、解いてしまうのは惜しいことです。

海石榴市観音(つばいちかんのん)の庚申塚(こうしんづか) 撮影(1999) by きょう

第十二巻