原文

大王之 塩焼海部乃 藤衣 穢者雖為 弥希将見毛

作者

不明

よみ

大君(おほきみ)の、塩(しほ)焼く海人(あま)の、藤衣(ふぢころも)、なれはすれども、いやめづらしも

撮影(2012.04) by きょう

意味

天皇に差し上げる塩(しほ)を焼く海人(あま)が着ている藤衣(ふぢころも)のように、慣れていますが、ますます可愛く思えます。

藤衣(ふぢころも)は、の木の皮を繊維にして作った衣のことです。

補足

奥様のことが愛おしいのですね。

更新日: 2012年05月13日(日)