第十二巻 : たらちねの母が飼ふ蚕の繭隠り

2004年03月07日(日)更新


原文: 垂乳根之 母我養蚕乃 眉隠 馬聲蜂音石花蜘■荒鹿 異母二不相而

作者: 不明

よみ: たらちねの、母が飼(か)ふ蚕(こ)の、繭(まよ)隠(ごも)り、いぶせくもあるか、妹(いも)に逢(あ)はずして

意味: 母が飼っている、蚕(かいこ)が繭(まゆ)にこもっているように、もやもやとした気持ちです。あの娘(こ)に会えないので。

かいこ by 朝日村まゆの花の会さま

第十二巻