原文

神山之 山下響 逝水之 水尾不絶者 後毛吾妻

作者

不明

よみ

三輪山(みわやま)の、山下(やました)響(とよ)み、行く水の、水脈(みを)し絶えずは、後(のち)も我が妻

初瀬川 撮影(2014.05) by きょう

意味

三輪山(みわやま)の山のふもとを響かせて流れゆく水の、水脈(みを)が絶えないように、後々も私の妻ですよ。

水脈(みを)は、流れの深いところをいいます。

補足

この流れは、初瀬川のことです。

更新日: 2014年11月30日(日)