第十二巻 : 君待つと庭のみ居ればうち靡く
2006年12月24日(日)更新
原文: 待君常 庭耳居者 打靡 吾黒髪尓 霜曽置尓家留
作者: 不明
よみ: 君(きみ)待(ま)つと、庭(には)のみ居(を)れば、うち靡(なび)く、我(わ)が黒髪(くろかみ)に、霜(しも)ぞ置(お)きにける
意味: あなた様を待って庭に居ましたら、長く伸ばしたままの髪に霜(しも)が降りてしまいました。
第十二巻