第二十巻 : 桜花今盛りなり難波の海

20014月8日(日)更新


原文: 櫻花 伊麻佐可里奈里 難波乃海 於之弖流宮尓 伎許之賣須奈倍

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 桜花(さくらばな)、今(いま)盛(さか)りなり、難波(なには)の海、押(お)し照る宮に、聞こしめすなへ

意味: 桜の花が今満開ですね。難波の海が光り輝く宮をお治めになるときに。

この歌で「お治めになっていらっしゃる」とされているのは、孝謙天皇(こうけんてんのう)です。

撮影(2001.4) by きょう

第二十巻