第二十巻 : み空行く雲も使と人は言へど
2004年08月29日(日)更新 |
原文: 美蘇良由久 々母々都可比等 比等波伊倍等 伊弊頭刀夜良武 多豆伎之良受母 作者: 大伴家持(おおとものやかもち) よみ: み空(そら)行(ゆ)く、雲(くも)も使(つかひ)と、人(ひと)は言(い)へど、家(いへ)づと遣(や)らむ、たづき知(し)らずも |
意味: 空(そら)を行く雲(くも)も使いだと人は言うけれど、おみやげを送り届ける仕方もわかりません。 「家(いへ)づ」は、おみやげのことです。 |