第二十巻 : 舟競ふ堀江の川の水際に

2000年3月5日(日)更新


原文: 布奈藝保布 保利江乃可波乃 美奈伎波尓 伎為都々奈久波 美夜故杼里香蒙

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 舟(ふな)競(ぎほ)ふ、堀江の川の、水際(みなきは)に、来(き)居(ゐ)つつ鳴くは、都鳥(みやこどり)かも

意味: 沢山の舟が行き交う、堀江の川辺にやってきて鳴いているのは都鳥(みやこどり)なのでしょうか。

「堀江の川」は今の、天満川のことと考えられています。

野鳥散策(三宅博写真集)より

第二十巻