2005年07月31日(日)更新
■「要素の出現回数」
たけち: 前回は、内容モデルが要素の場合の複数の子要素の宣言の書き方について学んだよね。
さらら: えぇ。
たけち: 今回は、要素の出現回数の書き方について学ぼうね。
さらら: は〜い。
■要素の出現回数の指定
たけち: 要素の出現回数の指定の仕方は次のようになっているんだ。
さらら: はい。
さらら: えっ〜と。。。子要素名の名前の後に"+"、"?"、"*"書くか、何も書かなければいいのね。。
たけち: その通りだよ。
さらら: へぇ〜。でも、出現回数って、1つから3つまで、というように細かくは指定できないものなの?
たけち: うん。そうなんだよね。さららのいうように出現回数を細かく規定したいときには、XML Schemaを使うといいんだけど、それはSchema(スキーマ)ってなに?以降の項目を参考にしてね。
さらら: そっか。
たけち: DTDで出現回数を指定する仕方は難しくはないと思うけど、いつものように簡単な例で確認してみようね。
さらら: 図の例だと、poemsという要素の子要素にはpoem、noteという要素がこの順番で出現して、poemは1回以上、noteは出現しないか、1回だけ出現する、ということなのよね。
たけち: そういうことだね。
さらら: わかったわ。今回はそんなに難しくなかったわ。
たけち: よかった。じゃあ、今回はここまでにして、次回は、内容モデルが混合内容についてみてゆこうね。
さらら: 混合内容?
たけち: 子要素と文字列の両方を持つ場合のことだけど、詳しくは次回ね。
さらら: あっ、はい。
→ 次は、要素型宣言(5) の予定です。 (^ ^;