2005年08月14日(日)更新
■「混合内容」
たけち: 前回は、内容モデルが要素の場合の要素の出現回数の書き方について学んだよね。
さらら: えぇ。
たけち: 今回は、要素の混合内容の書き方について学ぼうね。
さらら: はい。ところで、混合内容ってどういうことなの?
たけち: 混合内容は、要素の内容が、文字データと子要素の両方から構成されているものをいうんだ。
■混合内容の指定
さらら: あっ、そうなんだ。。。。。ということは、#PCDATAと子要素の名前を書くのね。
たけち: そうなんだ。混合内容の指定の仕方は次のようになっているんだ。
さらら: #PCDATAを最初に書くものなの?
たけち: そうそう。これは決まりだからね。
さらら: わかったわ。。。。。あれ? この書き方を見ると、#PCDATAと子要素が、どの順番で出てきてもいいようになっているわ。
たけち: その通りだよ。ただ、最後に*(アスタリスク)が付いているよね。これってどういう意味だったかな?
さらら: あっ、えぇ〜っと。。。「0回か1回以上」だったわ。
たけち: そうなんだね。つまり、「文字データや子要素が、0回か1回以上、どんな順序でも出現しても良い」ということだね。
さらら: そっか。
■混合内容の指定例
たけち: じゃあ、いつものように簡単な例で確認してみようね。
さらら: は〜い。
さらら: 図の例だと、poetという要素は文字データとname、poemという要素が順不同で出現するということなのよね。
たけち: そして、それらは、出現しなくても、何度でも出現してもいいんだよね。
さらら: わかったわ。
たけち: よかった。じゃあ、要素型宣言はここまでにして、次回からは、属性リスト宣言についてみてゆこうね。
さらら: あっ、はい。ありがと。
→ 次は、属性リスト宣言(1)です。 (^ ^;
■注) 要素の内容が「空要素」の場合には、次のように書きます。