XMLページをIEで表示させよう(基礎編): XMLを書きましょう

2000年6月25日(日)更新


■万葉集のXMLテキストを作る(2): 構造にしたがってタグ付けをする

たけち: まず、XMLの書き方のパターンを説明しようね。次のテキストを見て。1行目が「このテキストはXMLですよ。」っていう意味。2行目は「このXMLテキストを表示するのに使用するXSLファイルはこれですよ。」っていう意味。

1行目: <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
2行目: <?xml-stylesheet type="text/xsl" href="style.xsl"?>
3行目以降: ・・・・・構造にしたがったタグ付きテキスト・・・・・

さらら: あっ、これだけでいいのね。よかったぁ〜。もっといろいろと書かなくちゃいけないのかと思ってた。ところで、1行目の終わりの encoding="Shift_JIS" ってなあに?

たけち: このXMLテキストの文字コードがShift_JISですっていう意味なんだ。僕たちはとりあえずWindowsで作成するから、このままでいいって覚えておいて。

たけち: あっ、言っとくけど。テキストを作成するときには「1行目:」っていうのは入力しちゃだめだよ。ここでは説明のために入れているだけだからね。

さらら: それくらいわかってるわよ!! (^ ^* もぅ、たけちったら。。。。。

たけち: じゃあ、すでに説明した「万葉集第1巻抜粋の構造」を3行目以降に書いてみよう。ひとつだけ「歌」を入れてみるね。次を見て。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="style.xsl"?>
<万葉集>
<巻 no="1">
<歌>
<歌番号>8</歌番号>
<原文>
熟田津尓 船乗世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜
</原文>
<作者>額田王(ぬかたのおおきみ)</作者>
<読み>
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
</読み>
<イメージ>image/m0008.jpg</イメージ>
<意味>熟田津(にきたつ)で、船を出そうと月を待っていると、
いよいよ潮の流れも良くなってきた。
さあ、いまこそ船出するのです。
</意味>
</歌>
</巻>
</万葉集>

さらら: あっ、日本語、そのまま使えるの?! うん、前のページの図で見せてくれた通りなのね。少し分かってきたような気がするわ。

たけち: どう? ちょっと安心しただろ?! もう少し「歌」を入れたXMLテキストのファイルを次に載せておくから、IE5.0で覗いてみて。

万葉集第1巻抜粋のXMLファイル(IE5.0でね!!)

さらら: うん、じゃあさっそく見てみるね・・・・わぁ〜!!

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