2006年01月15日(日)更新

たけち: 前回まででJava環境、Xerces、そして開発環境Eclipseの準備ができたから、今回は簡単なJavaプログラムを作成してみよう。

さらら: はい。どきどき・・・簡単なプログラムってどんなの?

たけち: 「こんにちは、みなさん。」って文字を表示するプログラムだよ。

さらら: そうなんだ。どうやればいいのかしら。。。

たけち: そうだね。だいたい、次のような作業をするんだ。

■Eclipseでの簡単なプログラムの作成と実行

1. Eclipse: ナビゲーターの表示
2. Eclipse: プロジェクトの作成
3. クラスの作成
4. ソースコードの編集
5. プログラムの実行

たけち: あらら。こんなにやるの?

たけち: 最初は面倒だなって感じるかもしれないけど、順番に説明するから、きっとできるよ。

たけち: はい!

たけち: まずは、「ナビゲーターの表示」からね。Eclipseのウィンドウ内の上の方にある、[ウィンドウ(W)]→[ビューの表示]→[ナビゲータ]を選択して。

さらら: はい。

さらら: あっ、Eclipseの画面が変わったわ。

たけち: 次は、「プロジェクトの作成」をするね。Eclipseの[ファイル(F)]→[新規作成(N)]→[プロジェクト(R)]を選択して。

さらら: あっ、はい。

さらら: 「新規プロジェクト」っていうウィンドウが出てきたわよ。

たけち: 「新規プロジェクト」ウィンドウの[Javaプロジェクト]を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックして。

さらら: はい。

さらら: えっと、次は「新規Javaプロジェクト」っていうウィンドウが出てきたわよ。

たけち: じゃあ、「新規Javaプロジェクト」ウィンドウの[プロジェクト名]に「Hello」と入力して、[終了(F)]ボタンをクリックして。

さらら: はい。

さらら: えっと、次は「新規Javaプロジェクト」っていうウィンドウが出てきたわよ。

たけち: これで、「プロジェクトの作成」は終わりだよ。

さらら: ここまではなんとかできたわ。

たけち: さっ、いよいよJavaプログラムの作成だよ。

さらら: はっ、はい。

たけち: 心配しなくていいからね。

さらら: 。。。。。

たけち: 最初に、Eclipseの[ファイル(F)]→[新規(N)]→[クラス]を選択して。

さらら: あっ、はい。

さらら: 「新規Javaクラス」というウィンドウが開いたわ。

たけち: 次の図で示した順番にやってみて。

さらら: はい。まず、パッケージってところに、「sample」と入力して、と・・・・・

さらら: ・・・・・で、「終了(F)」ボタンをクリックすればいいのね。・・・・・あっ、ウィンドウの真ん中になにか出てきたわ。これって何?

たけち: ウィンドウの表示をよく見てごらん。Hello.javaって書いてあるよね。それに、左側の「ナビゲーター」のところにも、Hello.javaが表示されているよね。これが、いま、さららが「新規Javaクラス」ウィンドウで指定したことを元にEclipseが自動的に作ってくれたHelloって名前のプログラムなんだよ。

さらら: へぇ〜。そうなの。じゃあ、これで「クラスの作成」って終わりなの?

たけち: この場合はほとんど終わり。でも、まだ「こんにちは、みなさん。」って表示するって事をどこにも指定しないよね。

さらら: あっ、そう言えばそうね。

たけち: そのためには、この「こんにちは、みなさん。」って表示するって事を書き加えればいいんだ

さらら: そうなんだぁ〜。。それって、どう書けばいいの?

たけち: 次の図のように、
System.out.println("こんにちは、みなさん。");
って書き加えればいいんだ。やってみて。最後のセミコロン(;)を忘れないようにね。

さらら: はい。

さらら: 。。。書いたわよ。

たけち: うん。これでいいね。じゃあ、いよいよこの「Hello」というプログラムを起動してみよう。

さらら: わ〜い。

たけち: [実行(R)]→[実行(S)]→[1 Javaアプリケーション]を選択して。

さらら: はい。

さらら: ウィンドウが表示がされたけど・・・・・

たけち: 「OK」ボタンをクリックするだけでいいよ。

さらら: はい。「OK」をクリックして・・・あっ、ウィンドウの下のほうに
こんにちは、みなさん。
って表示がされたわ。これでいいのね!!

たけち: これでOkだよ。

さらら: わ〜い。文字を表示しただけなんだけど、なんだかうれしいわ!!

たけち: おめでとう。よかったね。

さらら: ありがとう。

たけち: じゃ、いよいよ次回からは少しずつJavaプログラムでSAXを扱うことをしてゆこうね。

さらら: あっ、はい!　よろしくね。

→次回は、サンプルプログラムの作成(1)です。