XSLTスタイルシートの要素

2002年8月24日(日)更新


XSLTスタイルシートの要素

たけち: 前回、万葉集巻1の抜粋XMLドキュメントをイメージも含めて表示するように、XSLTスタイルシートを作ったよね。

さらら: ええ。元のXMLデータからは想像できないくらい。

たけち: そうだね。でも、XSLTスタイルシートを使うともっと違った表示が出来るようになるんだよ。それをこれから詳しくひとつひとつ見ていこうと思うんだ。

さらら: そうなの〜。でも、難しくないかしら。

たけち: 大丈夫。無理しないで少しずつやって行くからね。

さらら: は〜い。

たけち: まずは、これからの学習の前に、XSLTスタイルシートにはどんな要素があるのかをざっと見ておこうね。次の図を見てご覧。

(注※1) ここでは、XSLT Version1.0( http://www.w3.org/TR/xslt )の要素について示しています。属性については省略しています。

XSLTスタイルシートの要素

さらら: あらあら、ずい分あるわね。。。。

たけち: そうだね。ところで、用語のことで面白くないかもしれないけど、xsl:stylesheet要素の子要素をトップレベル要素って呼ぶからね。

さらら: ふ〜ん。あれ? xsl:transformって?

たけち: あっ、xsl:stylesheetの代わりにxsl:transformを使ってもいいんだよ。

さらら: そうなの。。。 instructionsってなに?

たけち: これは、ここでの図の都合上、テンプレートルールを構成する要素たちをまとめて呼んだ言葉と思っておいて。このあとすぐに、個々の要素の名前は出てくるからね。


xsl:templateの子要素

たけち: じゃ、まずは、テンプレートルールそのものに関係する、xsl:templateの子要素について学習しよう。そのほうが分かりやすいし、たのしいし・・・(^ ^*

さらら: はい。

たけち: 図にxsl:templateの子要素を載せておくね。ついでに孫要素も載せておくね。

テンプレートルールに関係する要素

さらら: わぁ〜、ずい分あるのね。こんなに勉強するの?!

たけち: そのつもり。。。(^ ^; さっきも言ったけど、のんびり、あわてずXSLスタイルシートの書き方を勉強しようよ。

さらら: そうだわね。よろしくね。

たけち: 今回は、これだけあるんだって、眺めるだけにしとくね。

さらら: は〜い。

次回は、とりあえずxsl:choose テキストの内容によって表示を変えるです。。。(^ ^)v
ただし、構成上、順序が変更になる場合がありますのでご了承ください。


注※2) xsl:templateの子要素には、変換結果を生成するための要素ももちろん可能なのですが、ここでは"xsl"の接頭辞が付く要素だけを示しています。