2009年12月20日(日)更新

原文: 打上 佐保能河原之 青柳者 今者春部登 成尓鶏類鴨

作者: 大伴坂上女郎(おおとものさかのうえのいらつめ)

よみ: うち上る、佐保の川原の、青柳は、今は春へとなりにけるかも

意味: 佐保川の川原の柳が鮮やかに芽吹いて春の訪れを告げていますね。

大伴坂上女郎が詠んだ柳の歌二首のうちのひとつです。