第八巻 : 夏山の木末の茂に霍公鳥
2009年05月31日(日)更新
原文: 夏山之 木末乃繁尓 霍公鳥 鳴響奈流 聲之遥佐
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
よみ: 夏山の、木末(こぬれ)の茂(しげ)に、霍公鳥(ほととぎす)、鳴き響(とよ)むなる、声(こゑ)の遥(はる)けさ
意味: 夏山の、梢(こずえ)の茂みで霍公鳥(ほととぎす)があたりに響くように鳴いています。その声がはるか遠くまで聞こえます。
第八巻