第八巻 : 味酒三輪のはふりの山照らす
2007年11月11(日)更新
原文: 味酒 三輪乃祝之 山照 秋乃黄葉乃 散莫惜毛
作者: 長屋王(ながやおう)
よみ: 味酒(うまさけ)、三輪(みわ)のはふりの、山照らす、秋の黄葉(もみち)の、散らまく惜(を)しも
意味: 三輪(みわ)の神に仕える人が奉仕しているその山を照らしている秋の黄葉(もみち)が散ってしまうのが惜しいことです。
「味酒(うまさけ)」は、三輪(みわ)を導く枕詞(まくらことば)です。
「はふり(祝)」は、神に仕える人(神職:しんしょく)を指します。
第八巻