原文
十月 鍾礼尓相有 黄葉乃 吹者将落 風之随
作者
大伴池主(おおとものいけぬし)
よみ
十月(かむなづき)、時雨(しぐれ)にあへる、黄葉(もみちば)の、吹かば散りなむ、風(かぜ)のまにまに
意味
10月の時雨(しぐれ)に打たれた紅葉(もみじ)が、散りゆくでしょう、風(かぜ)に吹かれて
・天平10年(西暦738年)10月17日に、橘奈良麻呂(たちばなのならまろ)が宴を催した時に詠まれた11首のうちの歌です。
- rough meaning: The autumn leaves struck by the rain in October will flutter down, be blowing with the wind.