第八巻 : 久方の月夜を清み梅の花
2002年5月26日(日)更新
原文: 久方乃 月夜乎清美 梅花 心開而 吾念有公
作者: 紀小鹿女郎(きのをしかのいらつめ)
よみ: 久方(ひさかた)の、月夜(つくよ)を清(きよ)み、梅の花、心(こころ)開(ひら)けて我(あ)が思(おも)へる君(きみ)
意味: 空の月がきれいなので、梅の花が開くように、心を開いてあなた様のことをお慕(した)いしますわ。
第八巻