第八巻 : 沫雪の庭に降り敷き寒き夜を

2010年01月17日(日)更新


原文: 沫雪乃 庭尓零敷 寒夜乎 手枕不纒 一香聞将宿

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 沫雪(あわゆき)の、庭に降(ふ)り敷き、寒き夜を、手枕(たまくら)まかず、ひとりかも寝む

意味: 沫雪(あわゆき)が庭に降りしきる寒い夜に、妻の手枕をすることもなくひとりで寝ることか。

雪と椿 撮影(2006.02) by きょう

第八巻