原文
打田 稗數多 雖有 擇為我 夜一人宿
作者
よみ
打つ田には 稗(ひえ)はしあまた ありといへど 選(えら)えし我れぞ 夜(よ)をひとり寝る
意味
耕す田には、稗(ひえ)はいくらでもあると言うけれど、選びとられてしまった私は、夜ひとりで寝るのです。
- rough meaning: It is said that there are many millets in plowded fiels, but I am selected like a millet, so I have to sleep alone tonight.
補足
・田に生えてくる稗は、稲の生育にはよくないとされています。