原文
雷神 小動 刺雲 雨零耶 君将留
作者
よみ
鳴る神の、少し響(とよ)みて、さし曇り、雨も降らぬか、君を留(とど)めむ
意味
雷(かみなり)が少しばかり鳴って、曇ってきて、雨でも降らないかしら。あなたさまを引きとめたいの。
「あなたとまだいっしょにいたいから、雨でも降らないかしら」、と詠んだ歌ですね。これに対して、彼は次の歌(poem no.2514)で返事をしています。
- rough meaning: Let the small thunder roar, cloud lour and if showers come. Then I could keep you by my side.