第11巻 : かきつはた佐紀沼の菅を笠に縫ひ
2010年03月07日(日)更新
原文: 垣津旗 開沼之菅乎 笠尓縫 将著日乎待尓 年曽經去来
作者: 不明
よみ: かきつはた、佐紀沼(さきぬ)の菅(すげ)を、笠に縫ひ、着む日を待つに、年ぞ経(へ)にける
意味: 佐紀沼(さきぬ)の菅(すげ)を笠に縫って、着る日が来るのを待っていましたが、年が過ぎてしまいました。
かきつはたで佐紀沼(さきぬ)を導いています。
待っていた女性との縁はついに無かったのですね。
第11巻