万葉集: 菱(ひし)を詠んだ歌

2007年05月06日(日)更新


菱(ひし)は、アカバナ科ヒシ属の1年草です。池・沼などに生えていて、葉はひし形をしています。実は押しつぶされたような形をしていて、食用にされていました。。

名前の由来ははっきりしていないのですが、実がひしいでいる(「ひしぐ」は、つぶれるの意味)からとも、葉の形からとも言われています。

撮影(2001.7.13) by きょう

1249: 君がため浮沼の池の菱摘むと我が染めし袖濡れにけるかも

3876: 豊国の企救の池なる菱の末を摘むとや妹がみ袖濡れけむ