楓(かえで) Kaede(Japanese Maple)

かえで by 写真AC

カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれていました。「かへるで」は葉の形が「かへる(蛙)」に似ていたことからきていると考えられています。

- Kaede(Japanese maple) is a deciduous tree belonging to the maple family. Kaede was called "Kaherude" in the Manyo era. It is thought that the name "Kaherude" comes from the fact that the shape of the leaves resembles a "Kaheru"(a frog).

楓(かえで)を詠んだ歌

万葉には2首に載っています。

1623: 我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし

3494: 子持山若かへるでのもみつまで寝もと我は思ふ汝はあどか思ふ

補足

更新日: 2022年08月21日(日)