原文
海底 奥乎深目手 吾念有 君二波将相 年者經十方
作者
中臣女郎(なかとみのいらつめ)
よみ
海(わた)の底、奥を深めて、我(あ)が思へる、君には逢はむ、年は経(へ)ぬとも
意味
海(うみ)の底のように(心の)奥に、私が想っているあなた様にお逢いしましょう。年が過ぎても。
補足
この歌を含む0675番歌の題詞には「中臣女郎(なかとみのいらつめ)が大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌、五首」とあります。
海底 奥乎深目手 吾念有 君二波将相 年者經十方
中臣女郎(なかとみのいらつめ)
海(わた)の底、奥を深めて、我(あ)が思へる、君には逢はむ、年は経(へ)ぬとも
海(うみ)の底のように(心の)奥に、私が想っているあなた様にお逢いしましょう。年が過ぎても。
この歌を含む0675番歌の題詞には「中臣女郎(なかとみのいらつめ)が大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌、五首」とあります。