第四巻 : 今知らす久迩の都に妹に逢はず

2006年11月12日(日)更新


原文: 今所知 久邇乃京尓 妹二不相 久成 行而早見奈

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 今(いま)知(し)らす、久迩(くに)の都(みやこ)に、妹(いも)に逢(あ)はず、久(ひさ)しくなりぬ、行(ゆ)きて早(はや)見な

意味: 今は京(みやこ)になっている久迩(くに)の都(みやこ)にいて、あなたに逢わないで時がたってしまいました。(奈良に)行って早くお逢いしたいです。

奥様の坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈った歌です。

恭仁京跡にある山城国分寺跡 撮影(2004) by きょう

第四巻