第十四巻 : 馬来田の嶺ろの笹葉の露霜の
2010年05月23日(日)更新 |
原文: 宇麻具多能 祢呂乃佐左葉能 都由思母能 奴礼弖和伎奈婆 汝者故布婆曽毛 作者: 不明 よみ: 馬来田(うまぐた)の、嶺(ね)ろの笹葉(ささは)の、露霜(つゆしも)の、ぬれてわ来(き)なば、汝(な)は恋ふばそも |
意味: 馬来田(うまぐた)の峰の笹(ささ)が露霜(つゆしも)に濡れるように、私が濡れてやって来たら、あなたは恋しく思ってくれるでしょうか。 馬来田(うまぐた)は現在の千葉県木更津市あたりと考えられています。 |