第九巻 : みもろの神の帯ばせる泊瀬川
2009年12月27日(日)更新 |
原文: 三諸乃 神能於婆勢流 泊瀬河 水尾之不断者 吾忘礼米也 作者: 三輪高市麻呂(みわのたけちまろ) よみ: みもろの神の、帯ばせる泊瀬川(はつせがわ)、水脈(みを)し絶えずは、我れ忘れめや |
意味: 三諸の神(三輪山)がめぐらせている泊瀬川(はつせがわ)の水の流れが絶えないように、私は(みなさんのことを)忘れたりはしないのですよ。 三輪高市麻呂が長門(ながと)の国に赴任するときに、泊瀬川(はつせがわ)のほとりで送別会をしたときに詠んだ歌だそうです。 |