第九巻 : 勝鹿の真間の井見れば立ち平し

2009年12月13日(日)更新


原文: 勝壮鹿之 真間之井見者 立平之 水■(手偏+邑)家武 手兒名之所念

作者: 高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)歌集より

よみ: 勝鹿(かつしか)の、真間(まま)の井(い)見れば、立ち平(なら)し、水汲(く)ましけむ、手児名(てこな)し、思(おも)ほゆ

意味: 葛飾(かつしか)の真間(まま)の井戸を見ると、いつもここで水を汲んだという手児名(てこな)のことが思い起こされます。

写真は、「勝鹿(かつしか)の真間(まま)の井(い)」と伝えられる井戸です。

撮影 by きょう

第九巻