平成11年8月29日(日)更新
作者: 僧(ほうし)恵行(えぎょう)
あなたさまが持っていらっしゃるほほがしはは、まるで青い蓋(きぬがさ)のようですね。
この歌で、「我が背子(せこ)」といっているのは大伴家持(おおとものやかもち)のことです。「蓋(きぬがさ)」は、織物の傘で、高貴な人に使われました。
第十九巻