原文
宇良々々尓 照流春日尓 比婆理安我里 情悲毛 比登里志於母倍婆
作者
よみ
うらうらに 照れる春日(はるひ)に ひばり上がり 心悲しも 独(ひとり)し思へば
意味
のどかに照っている春(はる)の日に、ひばりが舞(ま)い上がるけれど、心は悲しい。独(ひと)りで物思いにふけっていると。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)5年(73)2月25日に詠まれた歌です。
- rough meaning: A skylark soars into the sky on this spring day, but my heart is sad because I'm lost in thought in loneliness.
補足
・天平勝宝(てんぴょうしょうほう)5年(西暦753年)2月25日に詠まれた歌です。