第一巻 : 山辺の御井を見がてり神風の

2009年12月13日(日)更新


原文: 山邊乃 御井乎見我弖利 神風乃 伊勢處女等 相見鶴鴨

作者: 長田王(ながたのおほきみ)

よみ: 山辺(やまのへ)の、御井(みゐ)を見がてり、神風(かむかぜ)の、伊勢娘子(いせをとめ)ども、あひ見つるかも

意味: 山辺(やまのへ)の御井(みゐ)を見に来たついでに、伊勢の娘さんたちに出会いましたよ。

和銅5年(712)4月、長田王が、奈良から伊勢斎宮へ行く途中に、ここ山辺(やまのへ)の御井(みゐ)立ち寄った時に詠んだ歌との題詞があります。

撮影 by きょう

第一巻