烏玉之 吾黒髪尓 落名積 天之露霜 取者消乍
不明
ぬばたまの、我が黒髪に、降りなづむ、天(あめ)の露霜(つゆしも)、取れば消(け)につつ
私の黒髪に降りる、空からの露霜(つゆしも)を手に取るとすぐに消えてしまいます。
この歌の題詞には、「露(つゆ)を詠む」とあります。