第七巻 : 安太へ行く小為手の山の真木の葉も
2002年2月24日(日)更新
原文: 安太部去 小為手乃山之 真木葉毛 久不見者 蘿生尓家里
作者: 不明
よみ: 安太(あだ)へ行く、小為手(をすて)の山の、真木(まき)の葉も、久しく見ねば、蘿(こけ)生(む)しにけり
意味: 安太(あだ)へ行く小為手(をすて)の山の真木(まき)の葉を久しく見ないうちに蘿(こけ)が生えてしまいました。
「安太(あだ)」も「小為手(をすて)の山」も具体的な場所は不明です。
「真木(まき)」は、檜(ひのき)や杉のことです。
第七巻