原文
紫 絲乎曽吾搓 足桧之 山橘乎 将貫跡念而
作者
不明
よみ
紫の、糸をぞ我が搓(よ)る、あしひきの、山橘(やまたちばな)を、貫(ぬ)かむと思ひて
意味
紫の糸を、私は撚(よ)ります。山橘(やまたちばな)を、この糸に通そうと思って。
あの人の心を留めようとしてるのでしょうね。
補足
「あしひきの」は、山を導く枕詞(まくらことば)です。
紫 絲乎曽吾搓 足桧之 山橘乎 将貫跡念而
不明
紫の、糸をぞ我が搓(よ)る、あしひきの、山橘(やまたちばな)を、貫(ぬ)かむと思ひて
紫の糸を、私は撚(よ)ります。山橘(やまたちばな)を、この糸に通そうと思って。
あの人の心を留めようとしてるのでしょうね。
「あしひきの」は、山を導く枕詞(まくらことば)です。