第七巻 : 常ならぬ人国山の秋津野の
2002年1月27日(日)更新
原文: 常不 人國山乃 秋津野乃 垣津幡鴛 夢見鴨
作者: 不明
よみ: 常(つね)ならぬ、人国山(ひとくにやま)の、秋津野(あきつの)の、かきつはたをし、夢(いめ)に見しかも
意味: 人国山(ひとくにやま)の秋津野(あきつの)のかきつはたを夢に見ました。
「常(つね)ならぬ」は、「はかない」という意味で「人」の枕詞です。
「人国山(ひとくにやま)」も「秋津野(あきつの)」もどこかは不明です。夢に見た、ということですから、実在の場所のことではないかもしれませんね。
第七巻