第十七巻 : 春花のうつろふまでに相見ねば
2008年05月25日(日)更新 |
原文: 春花能 宇都路布麻泥尓 相見祢婆 月日餘美都追 伊母麻都良牟曽 作者: 大伴家持(おおとものやかもち) よみ: 春花(はるはな)の、うつろふまでに、相(あひ)見ねば、月日(つきひ)数(よ)みつつ、妹(いも)待つらむぞ |
意味: 春花(はるはな)が散ってしまうまで逢っていないので、妻は月日を数えながら待っていることでしょう。 天平09年(西暦747年)3月20日、奈良の都に居る奥様のの大伴坂上大嬢(おおとものさかのうえのおおいらつめ)のことを想って詠んだ歌です。 大伴家持(おおとものやかもち)は、この3月に病気で伏していました。 |