第六巻 : さす竹の大宮人の家と住む
2010年04月18日(日)更新
原文: 刺竹之 大宮人乃 家跡住 佐保能山乎者 思哉毛君
作者: 石川足人(いしかわのたりと)
よみ: さす竹の、大宮人(おほみやひと)の、家と住む、佐保の山をば、思ふやも君
意味: 大宮人(おほみやひと)が住んでいらっしゃる佐保の山のことを想い起こしませんか、あなた。
「さす竹の」は「大宮人(おほみやひと)」を導く枕詞です。「大宮人(おほみやひと)」は宮廷に勤めている人のことです。
第六巻