第六巻 : 今造る久迩の都は山川の

2006年11月12日(日)更新


原文: 今造 久邇乃王都者 山河之 清見者 宇倍所知良之

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 今(いま)造(つく)る、久迩(くに)の都は、山川(やまかは)の、さやけき見れば、うべ知らすらし

意味: 今(いま)造(つく)る久迩(くに)の都は、山川(やまかは)が清らかなのを見ると、なるほどと頷(うなず)けます。

天平15年(西暦743)8月16日に大伴家持(おおとものやかもち)久迩(くに)の都をほめたたえて詠んだ歌です。

恭仁宮大極殿跡 撮影(2004.11) by きょう

第六巻