第六巻 : 三香の原久迩の都は荒れにけり

2011年08月21日(日)更新


原文: 三香原 久邇乃京者 荒去家里 大宮人乃 遷去礼者

作者: 田辺福麻呂歌集(たなべのふくまろかしゅう)より

よみ: 三香(みか)の原(はら)、久迩(くに)の都(みやこ)は、荒(あ)れにけり、大宮人(おほみやひと)の、うつろひぬれば

意味: 三香(みか)の原(はら)の久迩(くに)の都(みやこ)は荒(あ)れてしまいました。大宮人(おおみやびと)が散り散りになってしまったので。

恭仁宮大極殿跡 撮影(2004.11) by きょう

三香原(みかのはら)は現在の京都府木津川市の木津川流域の盆地とされています。


第六巻