第十巻 : 冬こもり春咲く花を手折り持ち
2009年03月22日(日)更新
原文: 冬隠 春開花 手折以 千遍限 戀渡鴨
作者: 柿本人麻呂歌集より
よみ: 冬こもり、春咲く花(はな)を、手折(たを)り持ち、千(ち)たびの限り、恋(こ)ひわたるかも
意味: 春に咲く花(はな)を手折り持って何度も何度もあなたのことを恋し続けるのです。
「冬こもり」は、春を導く枕詞です。
第十巻