第十巻 : 朝霧の八重山越えて霍公鳥

2010年04月25日(日)更新


原文: 旦霧 八重山越而 霍公鳥 宇能花邊柄 鳴越来

作者: 不明

よみ: 朝霧(あさぎり)の、八重山(やへやま)越えて、霍公鳥(ほととぎす)卯(う)の花辺(はなへ)から、鳴きて越え来ぬ

意味: 山々を越えて霍公鳥(ほととぎす)が鳴いて卯(う)の花を越えて来ました。

朝霧(あさぎり)の」は、八重(やへ)を導く枕詞(まくらことば)です。

空木(うつぎ) 撮影(2009.05) by きょう

第十巻