秋山之 木葉文未赤者 今旦吹風者 霜毛置應久
不明
秋山(あきやま)の、木の葉もいまだ、もみたねば、今朝(けさ)吹く風(かぜ)は、霜(しも)も置きぬべく
秋山(あきやま)の、木の葉もまだ紅葉(こうよう)していないのに、今朝吹く風(かぜ)は霜(しも)が降りるくらいに冷たいです。
「もみたねば」の「もみつ」は「紅葉する」という意味で、「~ねば」は、「~しないうちに」という意味です。